「Epic Games Launcherを起動しているだけでAMD RyzenのCPU温度が上昇する」という指摘
https://gigazine.net/news/20201228-epic-game-launcher-amd-ryzen/
https://i.gzn.jp/img/2020/12/28/epic-game-launcher-amd-ryzen/01.jpg
https://i.gzn.jp/img/2020/12/28/epic-game-launcher-amd-ryzen/02.jpg
「Epic Gamesが開発するゲームランチャー『Epic Games Launcher』を起動していると、AMDのRyzen CPUの温度が上昇する」と指摘する声が複数上がっています。
報告によれば、ゲームを実行していなくても、Epic Games Launcherがバックグラウンドで起動しているだけでCPUの負荷が増加しており、「Epic Games Launcherが裏でデータ収集をしているからではないか」と推測されています
掲示板サイトのRedditに2020年12月26日に投稿された内容によれば、アイドル中のAMD Ryzen 7 5800XのCPU温度が50度を超えていたので、Epic Games Launcherをシャットダウンしたところ、37℃まで下がったとのこと。
Redditには、ほかにもEpic Games Launcherを起動すると「バッテリー寿命が8時間から4時間にまで減った」「CPU負荷が10%ほど上がった」「アイドル中のCPU温度が40℃前後から50℃まで上がった」という報告が上がっていました。
Hot Hardwareは、SteamとGOG.comのゲームランチャーでも試したそうですが、ロード時にCPU温度が一瞬上昇したことはあったものの、その後は温度が下がっていったとのこと。しかし、Epic Games Launcherだとアイドル温度は上昇したままで、CPUが不必要に使用されているとHot Hardwareは指摘しています。
そして、Hot Hardwareの調査の結果、Epic Games Launcherは一度に5つの異なるプロセスを実行しており、22以上のサーバーに定期的にデータを送信していることがわかりました。
くわえて、Epic Games Launcherに含まれる「EpicWebHelper.exe」が、「tracking-website-prod07-epic-961842049.us-east-1.elb.amazonaws.com」というURLに514KB以上のデータを送信していたことがわかりました。
データ送信はEpic Games LauncherだけではなくSteamやNVIDIA GeForce Experienxeも行っており、それ自体は不審な動きとはいえません。しかし、EpicWebHelper.exeが収集して送信したデータ量は通常の14倍以上になるのは異常だとHot Hardwareは指摘しています。
なお、Epic Games Launcherが収集して送信するデータの中身については、記事作成時点では解明されていません。
Hot Hardwareは「EpicWebHelper.exeによるデータ送信がCPU負荷増加の原因かどうかは断定できませんが、我々はこのデータ収集が怪しいとみています。Epic Games Launcherを使っていない場合は停止することをお勧めします」とコメント。
また、Redditでは、オープンソースで開発されるEpic Games Launcherの代替アプリ「Legendary」の使用も推奨されています。
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1609298797/l50
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