「俺なんて控えめなほう」休眠会社を使って500万円を不正受給した49歳の言い分
9/27(日) 11:16配信
事業主であれば「新型コロナウイルスの影響を受けた」として持続化給付金を受給できる。
この仕組みで給付金を荒稼ぎする手口が広がっている。中内宏昌さん(仮名・49歳)は合計500万円を受給したが、
「俺なんて控えめなほう。知り合いだけで、たぶん200件くらいは満額受給している」という――。
■「まさかこんなに儲かる日が来るとはね……」
まったく新型コロナの影響を受けていないにもかかわらず、持続化給付金を受給する人々もいる。
中内宏昌さん(仮名・49歳)もコロナショックとは無縁なのに、
限度額200万円を大きく上回る金額の受給に成功したという。
「過去にやっていた事業のためにつくったペーパーカンパニーが2社あったんだよ。
でもここ数年はまったく使っていなくて、5年前に休眠届を出していた。
廃業の手続きをするのが面倒くさくて放置していたんだけど、まさかこんなに儲かる日が来るとはね……」
中内さんの不正受給のカラクリはこうだ。
「前年度の帳簿上、2社間で互いに200万円の支払いをしたことにすれば、
それぞれ200万円の売上と経費ができる。これで修正申告を出したんだけど、
支払いと売上が同額で利益はゼロになるので法人税はかからない。
売上が生じたことで、県税事務所に出していた休業届は解除になっちゃったから、
均等割の法人住民税7万円はそれぞれかかっちゃうけど、200万もらえるなら安いもの。
両社とも決算は12月締めにしてあったので、本来の申告期限を3カ月くらい過ぎていたけど、
新型コロナの特例で、何も言われなかったよ。同時に、個人事業主としての確定申告もした。
そっちは実際に400万円ほど売上があったので、ありのままに申告したよ」
こうして、ペーパーカンパニー2社と個人事業主で、合計3件の確定申告を済ませると、
受け取った確定申告書の控えを利用して持続化給付金を申請したのだ。
■ペーパーカンパニー2社と個人事業主で計500万円を受給
「3件合わせて満額500万円分申請して、無事にすべて受け取ったよ。
税務署行ったり書類作ったりで手間はかかるけど、こんな割のいい仕事はなかなかないよね。安倍ちゃんゴチ! 」
その口ぶりからは、罪悪感も不正が露見することへの危機感も、まったく感じられないのだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd478fb9d68d7bee8bbcd3a32b2f849fd2cd3b6d
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1601201218/l50
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