パタヤで「乞食に寄付をしないで」と呼び掛け、人身売買に繋がると指摘
チョンブリ県のパタヤでは先日も以下のPJAニュース過去記事の通り、
外国人が乳児を使って違法な物乞い行為を行って逮捕されるなど、事件が続いています。
このような状況の中、チョンブリ県の保護センター幹部は2月28日、パタヤのソイコーパイで「乞食に寄付をしないで」と呼びかけをしています。
パタヤ現地英字メディアのPattaya Mailが伝えています。
報道によると2019年2月28日、チョンブリ県の保護センター幹部がパタヤ市のコーパイ通りの会場で、
地域住民に物乞いへの寄付をしないよう呼びかけを行いました。
物乞いなどは、乞食で哀れみを買うために乳児や幼い子供を使っている事が多く、
これが人身売買を助長する事に繋がっている事を指摘しています。
その上で、この被害を止めるために、物乞いにお金を渡すのではなく、
このような行為を見かけたらホットライン”1300″で社会福祉局へ通報する、もしくは警察へ通報するといった事をしてくださいと説明しました。
また、ストリートの大道芸人なども、人身売買の関係者や放浪者である事が多く、
これはタイ人で許可が得られていなければ違法なので、通報して許可があるのかどうかを調べるようにと呼び掛けています。
人身売買に関わったと判断された場合、最大3年の懲役刑と最大5万バーツの罰金の片方ないし両方が課せられる罪になりえます。
報道されている概要は、上記の通りです。
PJAニュース過去記事の通り、タイでは路上の乞食行為、大道芸などで金銭を得る行為は、いずれもタイ人で、かつ許可がなければ違法です。
しかしながら、いずれも町ではそこかしこで見られ、まだまだ取り締まりが進んでいないのが現状です。
■パタヤ・WSでの路上パフォーマーの金銭要求が問題に
特に乞食行為は、今回指摘された通り外国の人身売買被害にあった子供や乳児などが利用されているケースも摘発されており、
深刻な社会問題になっています。
乞食にお金を恵む行為は一見、善意の行動に見えますが、これが結果として人身売買被害の犠牲者を増やしてしまっているという現状を、
チョンブリ県の保護センターも指摘していますので、タイに住む外国人としても気をつけないといけません。
https://www.thaich.net/news/20190310kj.htm
http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1552207315/l50
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